6/28発売予定 気になる一冊 『薫風ただなか』

本日の気になる一冊は

『薫風ただなか』あさの あつこ (著)

でございます。

抗ってみせる。ここに在る、志も心も、命も。きっと守り通して見せる。

江戸時代後期、十五万石を超える富裕な石久藩。鳥羽新吾は上士の息子でありながら、母の反対を押し切って藩学から庶民も通う郷校「薫風館」に転学する。藩校は家格で全ての順列が決まる、陰湿で息苦しい場所だった。そこで、身も心も深く傷つけられた新吾は、自由な校風の薫風館で親友の弘太郎や栄太らと出会い、真の学びを得て救済されたのだ。ある日、妾宅で暮らす父が久しぶりに帰宅する。人払いをした父は新吾に驚くべき指示を出す。「間者となり薫風館を探れ」 と――。困惑する新吾。「あの場所でいったい、何が起こっているのだ」若き剣士たちの命を懸けた節義を描く、時代小説の新しい風!
(引用元:KADOKAWA
という内容でございます。

折角の救済から一転、間者を父より命ぜられる新吾。果たしてどうなっていくのでしょう。

 

あさのあつこさんの作品には、バッテリーという作品で初めて出会いました。

素晴らしい描写でした。心情だけではなく、風景や匂い、その場の熱を感じられるようでした。

小学校時代の一生懸命だったことを思い起こされるとてもよい時間でした。

 

そんな個人的に人物の心情描写が好きな作家さんなので、複雑な心境である新吾の描写がとても気になります。

間者を紛れ込ます必要があった場所で救済されていた。それは紛れもない事実でしょう。しかし、全く気付かなかった探らなくてはならない場所。心を許した友との間にも実は様々なことがあるのかもしれない。

新吾の心情がとても気になる、本日の気になる一冊でした。

 

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