こういった話はロマンがありますよね。
技術が発達していなかった過去では、空想から悪意によるまで幅広い情報がまことしやかに伝わっていました。
そんな昔に思いを馳せることができるこの一冊。冒険している気分になれそうな本日の気になる一冊でした。
本書で紹介する国、島、都市、山脈、川、大陸、種族などは、どれもまったくの絵空事だ。
しかし、かつては実在すると信じられていたものである。なぜだろう?
それらが地図に描かれていたからだ。神話や伝承として語り継がれていたものもあれば、探検家の間違いや誤解から生まれたものもある。
なかには、名誉のため、あるいは金銭を集めるための、完全な“でっち上げ”すらある。そのような幻の土地や国、島々は、20世紀に入ってからも地図にたびたび登場し、さらには現代のグーグルマップにも姿を現した。
地図の幻を追う冒険の旅へ、いざ出発しよう。
◆歴史を翻弄した地図の一例
・アトランティス
・悪魔の島
・エルドラド
・オーストラリアの内陸海
・朝鮮島
・プレスター・ジョンの王国
・カラハリ砂漠の古代都市
・パタゴニアの巨人
・カルタ・マリナの海の怪物たち
…ほか(引用元: 日経ナショナルジオグラフィック社)
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エドワード・ブルック=ヒッチング 日経ナショナルジオグラフィック社 2017-08-11