著者:ジョン・リチャード・スティーブンスさん、翻訳:池田 雅之さんです。
古今東西の猫の物語が詰まっております(*´ω`)
それぞれの国による猫の描き方が楽しめますね(ฅ^・ω・^ ฅ)
880円+税。
『長靴をはいた猫』はじめヨーロッパの有名なお話から知られざるインドやアメリカの物語まで、猫たちが活躍する物語を集めました。
登場する猫たちは賢く、困り果てている飼い主の人間をあっと驚く機転で救います。
魔法を使える猫もいれば、占い猫もいます。
命がけで飼い主を守る勇敢な日本の猫の話もあれば、わがままなゴロツキの猫の話もあります。どの物語に登場する猫も、とても不思議な力をもっていることは共通しています。
思いやりにあふれ、神秘的で賢いけど、ちょっとわがまま。
そんな猫たちのファンタジーをたっぷりお楽しみください。
『奇跡を呼んだ猫たちのおとぎ話』改題<目次より>
プロローグ 猫の目の不思議1 「長靴をはいた猫」の誕生
・長靴をはいていなかった頃の「長靴をはいた猫」(イタリア)
・長靴をはいた猫(フランス)
・裏切られた「長靴をはいた猫」(イタリア)
・ペーター卿と猫のお姫様(ノルウェー)2 猫の王は誰だ?
・猫にご用心(イングランド)
・ウォルター・スコット卿の猫(スコットランド)
・われこそは猫の王なり!(イングランド)3 ディック・ホイッティントンと猫の物語
・ホイッティントンと猫(イングランド)
・幸運を呼ぶ猫と正直なペニー銀貨(ノルウェー)
・六シリングの猫と若者(アイスランド)4 グリム童話に登場する猫たち
・ブレーメンの音楽隊(ドイツ)
・貧しい粉ひきの若者と猫のお姫様(ドイツ)
・幸運をつかんだ三人の強大(ドイツ)5 日本の忠義な猫たち
・娘を救った二匹の猫たち(日本)
・ゴンとコマの駆け落ち(日本)
・猫を描いた少年(日本)6 猫となった人間たち
・王女様になった猫(インド)
・魔法の玉に変えられた王子様(北アメリカ)7 わが道をゆく猫たち
・コーナル親子とごろつき猫たちのたたかい(アイルランド)
・それでも一人で歩く猫(イングランド)8 人間の運命を変えた猫たち
・三匹の白猫お姫様(フランス)
・魔法の石と利口な猫(北アフリカ)
・ハニグジェの命びろい(オランダ)
・空とぶ妖精猫スクラッチ・トムとおばあさんの大冒険(スコットランド)訳者解説 「長靴をはいた猫」から「キャッツ」まで
文庫 人間を幸せにする 猫の童話集 (草思社文庫 ス 3-1)