K2 復活のソロ

笹本 稜平さんの作品です。

落石事故でパートナーを失ったトップクライマーの奈良原を復活させるものとはいったい…

1,800円+税。

たった一人、8000m超のデスゾーンに挑むトップクライマーの叫び。

地上へ、仲間が待つ地上へ、
生きて還りたい。

落石事故で初めてパートナーを失う悲しみを知った奈良原和志。
気力を失った彼の心に再び火を灯したのは「冬のK2」だった――
眼前にヒマラヤの高峰群が広がる圧倒的な臨場感で贈る、現代アルピニズムのすべてが詰まった傑作山岳小説!

「だったら山をやめたあと、おまえはなにをして生きるんだ。山なしで、生きていけるのか」

山岳界で〝ヒマラヤに残る最後の課題〟と言われる一つ、ローツェ南壁の冬季ソロ単独登攀を達成し、トップクライマー入りした奈良原和志はアマ・ダブラム西壁に挑んでいた。次の挑戦の武器になる新製品のテストも兼ねているためソロを封印、登山経験もあるスポンサー企業・ノースリッジの若手技術者・柏田を伴ってのものだった。難しい登山ではなかった。だが落石で柏田が死亡、和志も大怪我を負う。そこへ追い打ちをかけるネット上の誹謗中傷と柏田の両親からの訴訟。気力を失った和志に、登山の師であり、がん癌で余命宣告を受けたにも拘らず献身的なサポートを続ける磯村賢一は、リハビリに付き合う中、あえて〝課題〟のもう一つ、「冬のK2」をぶつける……

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